展開もう少し読ませろ(読書感想文「ウォッチメイカー」)
さて、結構長い作品を読んだつもりですが、意外とすぐに読み終わってしまいました。ということで、「ウォッチメイカー」です。 ちなみにこれ電車で読んでたら乗り過ごしかけました。誰か責任取ってください。
※この記事は、あくまで私が思ったことを書き散らしただけなので、著者等の見解とは一切関係ありません
あらすじ
連続殺人事件が起こり、現場には同一の型の時計と詩が置いてあります。詩に「ウォッチメイカー」とあります。 ということで、「ウォッチメイカー事件」として捜査されていきます。 ただし、このウォッチメイカー氏、隠蔽を何重にも渡って行っており、真の目的は最後まで分かりません。 この中で、キネシクスという尋問の技法が出てきたり、メインの捜査官が退職を検討したり、色々ありますが、最悪の事態は免れます。 最後、ウォッチメイカー氏は逮捕できませんでしたが、この人に依頼した人が逮捕されていたりします。感想
次に読んでいる作品が今これを書いている時点で6割ほど読み終わっているのであらすじが雑になりましたが、これの感想としては、隠蔽がエグいということです。 というのも、「使える」と判断した物事や人を最大限に利用し、本当の目的を全く分からなくさせている(捜査の目を別のところに向けさせている)のです。 これが、読んでいても全く分からないのです。 私の察する能力が低いだけかもしれませんが、とにかく、最初の事件のときに最後の本当の目的を特定するのはほとんど無理ということです。 なんとなく解説を読むと、人物同士の関係が~とか色々書いてありますが、私にはそんなものを感じとる能力は一切ありません。 ということで、私はこの本は最初の事件と真の目的の差の大きさだと感じていますとりあえず次の本が迫っているのでこのぐらいにしておきます。
