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サスペンスってこういうのなんだ(読書感想文「数学的にありえない」)

こんにちは。前回の感想文を公開するころにはこの本を読み終えていました。ということで「数学的にありえない」です。 とりあえず突撃してみましたが、なんだかんだで数式等は全然出て来なかったです。

※この記事は、あくまで私が思ったことを書き散らしただけなので、著者等の見解とは一切関係ありません

あらすじ

まず、大学の元統計学講師、ディヴィッド ケインが居ます。 回りにはケインと呼ばれているようですが、双子の兄にジャスパー ケインが居るのでディヴィッドって呼んであげた方がいいです。 多分この人が主人公ってことでいいと思います。 あとは、CIA工作員のナヴァとか、なんかすごい研究者とか、そのα被験者とか、別の組織のお偉いさんとかがいます。

で、物語はケインが借金漬けになるところから始まります。その額1万2000ドル。日本円に直すと180万円ぐらいですね。 で、そのきっかけになった試合のとき、エグい異臭とかを感じているようです。

あと、次の場面(章だったかな?)で出てきたナヴァ。昔はあった勘が鈍っているようで、CIAは工作員に対して時々監視を付けているようですが、 それと良からぬことをしようとしている人を勘違いしてしまって、監視をフルボッコにしたりしています。

で、研究者とα被験者がいます。しかし、薬を間違えたのか、α被験者は死亡し、研究者は遺体を外に投げ捨てます。この先は、ゴミ箱でした。 ちなみにその研究者はなんだかんだでメキシコに出たあと、好きでもないのにアイスクリーム屋台に行って、そのときに車で轢かれて死んだようです。

で、ナヴァはCIAとして以外に、アメリカの機密情報を売って稼いだりもしているようですが、その中で事件は起こります。 その時、ナヴァは北朝鮮の海外反探局なるところと取引していたようですが、売った機密情報がさっきの研究の情報でした。 で、α被験者もくれと言い出しました。ということで、α被験者を手に入れようとしますが、このときα被験者は死亡しています。 この時、研究者のデータにディヴィッドの情報がありました。このお陰で、ディヴィッドがβ被験者だろうということになります。

とここで、研究者とは別の組織のお偉いさんが、もうすぐ辞めるので研究データを奪って研究所を立てようとします。 その奪う研究データに例の研究が選ばれました。ということで、こちらからもディヴィッドが狙われます。

そのあともジャスパーがディヴィッドと間違えて借金の債権者にぶん殴られたりしてますが、この後事態は急展開(多分)を迎えます。 別の組織のお偉いさんが、ディヴィッドを確保するためになんか作戦を発動しました。とここで、ナヴァも動員されていましたが裏切ります。 ということでディヴィッドを治療して、一緒に逃走します。北に引き渡さなかった理由は知りませんが、とにかく一緒に逃走します。 諸々の組織の監視を潜り抜け、列車に乗り込むと、ここで運転士の子供が産まれるというエグい理由で止まる予定だった3駅が通過になります。 そんなこんながあって、駅でも一悶着ありましたが、なんだかんだで逃走できました。その後、ジャスパーとも合流しました。

ここでなんかすごい講義が始まります。実は、ディヴィッドには目を閉じると起こり得る未来が見える、 みたいな能力が(なんか脳のどっかが特殊になっているから)あるようなのですが、これは、ジャスパー曰く「すべての時」という概念で、 過去も含めて見られる、みたいな壮大な話になっています。カオス。

そんなこんなで分かれますが、なんだかんだ(自分もよく分かっていませんが)双子は捕らえられてしまい、 ディヴィッドになんかしろ、さもないとジャスパーに電気を流す(ようは拷問)すっぞと脅します。なおディヴィッドも普通に拷問されてた模様。

で、なんかその後ナヴァが警備員を殺害(意識を奪っただけ?)して、2人を助けだします。 ちなみにこの時ナヴァと警備員などの間にはひどい戦闘がありましたが、本人も分かっていないレベルで何故か生還しています。 という訳で、治療を受けつつ...という話です。ちなみにナヴァは北の賞金首にされていたようですが、ディヴィッドが頑張って取り下げさせたみたいです。

感想

数学...数学?なんかそんな感じですね。確かに、数学も出て来ますし、ここから○○できる確率は○%みたいな文言も結構出て来ますが、 全体的に見ると数学というよりは別の分野って感じです。ちなみにサスペンス小説って部類らしいです。 サスペンスってテレビ映画みたいなイメージが湧くなぁ...なんでだろ。