138億年でどこまで行ける?
さて、みなさん、プログラミングや数学の話でよく宇宙開闢からずっと計算しても終わらない…とか言いますよね。 では、これと同じだけ歩いたり走ったり何だりしたら、どれぐらい移動できるでしょうか。
前提
数式もどきで書いておきます。1年 = 365.2422日
1日 = 24時間
c(光速) = 300000km/秒 = 1080000000km/時
宇宙開闢から現在まで = 138億年
簡単にするために…
それぞれのタイミングで計算してもよいのですが、yを進める距離(光年)、xを速さ(時速)として、定式化しておきます。y = ( x × 24 × 365.2422 × 13800000000 ) ÷ ( 1080000000 × 24 × 365.2422 )
= ( x × 13800000000 ) ÷ ( 1080000000 )
= x × 115 ÷ 9
115 ÷ 9 を計算してもいいのですが、xが9の倍数になってキリがよくなってくれることを願っておきます。
実際に計算!
こっからは実践編です。地球からいった時の星を書こうとしたのですが、Perplexityの調子が悪いのか、徒歩以外あんまりうまくいきませんでした。徒歩
大人の歩きは大体時速4kmと言われています。y = 4 × 115 ÷ 9 ≒ 51
約51光年ですね。結構いけますね。「カストル」という星が近くにあるようです。
自転車
自転車は時速約15kmです。y = 15 × 115 ÷ 9 ≒ 192
ということで約192光年です。
電動キックボード
今流行り(結構前の話)の電動キックボード。その時速は車道で時速20kmだそうです。(歩道だと時速6km)y = 20 × 115 ÷ 9 ≒ 256
なんかたまたま16の2乗ぐらいになりました。
在来線
在来線はE233系で時速120km出ます。y = 120 × 115 ÷ 9 ≒ 1533
1533光年いけるっぽいです。
自家用車(軽・普通)
軽は時速130km、普通車は時速180km出るようです。y = 130 × 115 ÷ 9 ≒ 1661
y = 180 × 115 ÷ 9 = 2300
かなり行きましたね。軽でも1661光年のようです。普通車では2300光年…すごい。
新幹線(従来型・リニア)
従来型は時速320km、リニアは時速500kmです。y = 320 × 115 ÷ 9 ≒ 4089
y = 500 × 115 ÷ 9 ≒ 6389
従来型(4089光年)でもすごいですが、リニア(6389光年)になるとさらにすごくなりますね…
スポーツカー(SSC トゥアタラ)
スポーツカーが早かった気がするので、そのランキングの1位に載ってたSSC トゥアタラで行きます。時速532kmらしいです。y = 532 × 115 ÷ 9 ≒ 6798
正直、リニアとそんなに印象変わりませんね。(それでも自転車2個分違う)
飛行機(ボーイング787)
時速918kmらしいです。久しぶりに9で割り切れます(そこじゃない)y = 918 × 115 ÷ 9 = 11730
1万光年の大台を超えました。
音
そういえば音がありませんね。気温15℃で音速は時速1224kmらしいです。y = 1224 × 115 ÷ 9 ≒ 15640
1万光年超えたと思ったら1.5万光年超えるの早すぎ…
コンコルド
コンコルドとは、超音速旅客機ですね。時速2200kmです。すごっy = 2200 × 115 ÷ 9 ≒ 28111
3万光年近くなってきましたね。
戦闘機(Mig-25)
Mig-25は1970年就役らしいですが、いまだに活躍しているようです。その速度は時速3494kmだそうです。y = 3494 × 115 ÷ 9 ≒ 44646
4.5万光年ですね。
ロケット(人工衛星用)
時速28440km出すらしいです。y = 28440 × 115 ÷ 9 ≒ 363400
36万光年…すごい。
ボイジャー1号
時速60000km。想像つかん。y = 60000 × 115 ÷ 9 ≒ 766667
77万光年ですね。えぐい。
