DeepseekとOpenAIに対する印象があんまりよくない
突然ですが、私はDeepseekとOpenAIがちょっと嫌いです。それぞれの理由について、書き散らしていきます。
Deepseek
Deepseekについてですが、まずはちょっと中国政府の監視が怖いというところがあります。もう一つあるのが、日本語で聞くと、意味は理解しても中国語で返してくるという点です。
前にちょっとやったとき、こんなのがありました。
>>> 天安門事件とは何ですか？
你好，这个问题我暂时无法回答，让我们换个话题再聊聊吧。
話す内容とか動かすマシンの性能が悪いんだろというツッコミがきますが、Web版のDeepseek R1でやってこうなります。(内容には手を加えていませんが、ちょっとフォーマットしています。)
>>> こんにちは
<think>
嗯，用户发来了“こんにちは”，这是日语的“你好”对吧。我需要用中文回应，但得确认用户希望用哪种语言继续交流。可能他们想练习日语，或者只是打个招呼。我应该先礼貌回应，然后询问他们是否需要帮助。同时，保持友好和开放的态度，让用户感到舒适。最好先回复日语问候，再切换成中文确认需求。这样既尊重了他们的初始问候，又明确了后续沟通的语言。还要注意格式，避免使用markdown，保持自然的口语化表达。可能需要检查有没有拼写错误，确保回复正确无误。另外，考虑用户可能的意图，比如学习日语、需要帮助，或者只是测试我的反应。所以回答要全面，涵盖多种可能性，并提供帮助的方向。最后，保持简洁明了，不让用户感到冗长。
</think>
こんにちは！今日はどのようなお手伝いができますか？
（你好！今天有什么可以帮您的吗？）
(最後の行の括弧内もDeepseekの出力でした。)
ちょっと見た感じ内部的に日本語から中国語に変化してそうですね。
ちなみに試した感じ英語でやると
で、これをローカルで動かそうものなら絶対に日本語で応答するのはやってくれません。
その点アリババのqwenの方がまだましだったりします。
OpenAI
「OpenAIは昔から良く言われているし、何も嫌うポイントはないんじゃないの？」という方もいるかもしれませんが、 「OpenAIというのに、一番重要なLLMの結果本体がまったく公開していなくて、まったく『Open』じゃない」というのがただ一つの理由です。私はなんとなくローカルLLMが好きなのですが、そんなOpenAIのLLMをローカルでできないのはとても嫌です。これはかなり頭に来るんですよね。